FC2ブログ

あん摩屋にて

三十代も後半に入ると、あちこちガタがきている。

私の場合、特にひどいのが、左の肩から首にかけて。

すぐバキバキに凝り固まってくるので、百均のツボ押し棒で仕事中もグイグイ

押している。


但し、そのままにしておくと頭痛がひどくなるため、たまにあん摩へ行ったりする。

私が通う治療院は会社からほど近い場所にあり、市内のホテル等へ派遣して

いる人たちが待機しているところでもあるため、予約なしですぐに取りかかって

くれるので、ありがたい。


料金は60分で4,200円(携帯クーポン利用時)。

安くはないので頻繁には通えないが、2か月に1度くらいのペースで通っている。

パチスロ4号機が出回っていた頃は、小遣いにも余裕があり、定期的に通えたの

だが・・・。


治療院の中はベッドが3台ずつ向い合せに計6台設置されており、それぞれが

カーテンで仕切られている。

もう数年通っているところだけに、治療を受けながら、カーテン越しに聞くあん摩師

と客の声にも聞き覚えのあることが多いのだが、先日そこで治療を受けていた時の話。


いちげんさんと思われる、やや若目のおばさん(的な声の女性)が、来院した模様。

治療開始早々「あ~気持ちぃ~」と、若干艶めかしい声の連呼。

私の経験上、気持ちいい程度の指圧で凝りがほぐれる訳はなく、それで楽になるなら、

そもそもそれほど凝ってはいないと思う。




「フッ、素人が」




と、(つぶやかないが)状況に耳を傾けていると、

「あ゛~ん、気持ずぃ~」と、声も野太くなってきた。


あん摩師も若干若目の男性っぽく、客の声も相変わらず艶めかしいので、

「何か変なことになっているのでは?」

と、変な妄想が膨らんでくる。



そうこうしているうちに、その客から衝撃の一言が










「今日このあと、お仕事入ってますか?」






えっ!?






すぐさま、私の心の声とシンクロするように、あん摩師も







「えっ!?」





と、声を上げる。






一瞬、静寂があたりを包み込む。






他の客も、あん摩師達も、無言だが事の成行きに耳を傾けているのがわかる。







そうして同じフロアの皆が待っていた、女性客の次の言葉が・・・












「延長って出来ます?」







ここが吉本新喜劇の舞台なら、皆が同時にズッコケていただろう。




言われたあん摩師も、


「だっ、だいじょうぶだと思います・・・・」


と、声を上ずらせながら何とか返答。


その後、20分の延長で合意に至り、「気持ちぃ~」治療が続いた。



その日は何だか凝りがほぐれなかった気がした。。。
スポンサーサイト



コメント

非公開コメント

No title

ラハイナ東海ですね。わかります。


指圧系はやればやるほど耐性がついて、
より強刺激じゃないと解れなくなってくるらしいですよ。

No title

kakickさん

そうなんですよ。

もう普通の指圧では、肩は何も感じなくなりつつあるんですよ。

針にした方がいいんでしょうか?

No title

業務連絡です。

163さん、コメント消しましたよ。
プロフィール

中久保

Author:中久保
ここの予想は当たらないので、
上手く利用して下さい。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード